様々な工夫が行われている結婚式(人前式)の誓いの言葉
誓いの言葉の基本
誓いの言葉の基本は、誰に誓うのかということから始まります。
新郎新婦、お互いがお互いに向け誓うパターンと結婚式のゲストに向け誓うパターンがあり、まず、そこから考えることが必要です。
基本的な流れとしては、挨拶→誓いの言葉→結びの言葉→日付・新郎新婦の名前となります。
挨拶:「本日、わたしたちは皆様の前で結婚の誓いをいたします。」といった言葉で挨拶。
誓いの言葉:「これから、私たちはお互いを思いやり、苦しい時は励まし合い、嬉しい時は喜びを分かち合い、笑顔いっぱいの明るい家庭を築いていくことを誓います。」といった言葉など、この誓いの言葉は最も重要なポイントになります。
結びの言葉:「まだまだ、未熟なふたりですが、どうか今後とも末永く見守っていただければ幸いです。」などゲストへ気持ちを伝えます。
日付・新郎新婦の名前:「20○○年○月○日 新郎 ○○、新婦 ○○。」となります。
新郎新婦のみで行うパターン
基本を守れば、自由に言葉を選ぶことができる点が人前式の誓いの言葉の魅力でもあります。
新郎新婦のみで行う誓いの言葉でも、新郎新婦が一緒に誓いの言葉を読み上げるパターンと新郎新婦が一人ずつ読み上げるパターンの2パターンから選択が可能です。
新郎新婦が一緒に読み上げるパターンの場合、一般的な誓いの言葉のほか、新郎新婦独自に結婚に対する誓いなどを取り入れ誓い合うことも多くなります。
新婦、新婦が一人ずつ読み上げるパターンの場合、新郎新婦が交互に誓い合うパターンが多く、お互いへの約束を誓い合うパターンが多くなります。
立会人や親などに参加してもらうパターン
人前式では、誓いの言葉を立会人や親、ゲストに参加してもらうことも可能です。
新郎新婦の親が「○○を誓いますか?」と投げかけ、「誓います!」と返答するパターンや立会人やゲストに神父のわかりをしてもらうパターンなど、工夫次第で様々な誓いの言葉を行うことができるのです。
両親やゲストに参加してもらうことで一体感も生まれ、「みんなの前で誓いの言葉を行ったのだから!」と結婚への決意もより一層高いものになるのではないでしょうか。