婚姻届の証人選びには、どんな条件が必要?
婚姻届の証人選びの条件
婚姻届には新郎新婦二人のサインだけではなく、証人2名分のサインが必要となります。
ここで言う証人とは、この婚姻届が正確であるということを証明するとともに、二人の結婚を認めるといったサインとなります。
このように聞くと難しく聞こえてしまいますが、婚姻届の証人になれるのは20歳以上であれば誰でも大丈夫です。
必ず日本国籍を持つ人でなければならないといったこともありません。
そのため、そう難しく考える必要ありません。
みんな、誰に証人をお願いしているの?
2名分の証人が必要となる婚姻届。
そのため、多くの場合、新郎新婦で1人ずつ選ぶことが多くなります。
最も多いケースとしては、やはり、新郎新婦の両親のどちらかにお願いすることとなり、頼みやすいといった点が魅力のようです。
ただし、婚姻届の証人欄は必ず自筆でなければいけません。
そのため、どちらかの実家が遠方にあり自筆が難しい場合などは、片方の両親にお願いする人もいます。
そのほか、お世話になった上司や恩師に依頼する人や二人のキューピットになった友人などにお願いするケースもあります。
また、様々な事情で誰にもお願いできないという人の場合、代行サービスを利用することも可能です。
代行サービスでは証人欄の記入も請け負っており、1名当たり8000円ほどで依頼することができます。
婚姻届の証人欄には何を書くの?
婚姻届の証人欄には、署名のほか、生年月日、住所、本籍を記入します。
本籍の場合、「知らない?」「わからない?」といった人も少なくありません。
そのため、証人をお願いする際は事前に本籍を確認してもらえるよう伝えておくと安心です。
外国籍の場合は本籍欄に国名を記載します。
また、印鑑も必要となりシャチハタは使用できません。
そのほか、両親にお願いする場合も別々の印鑑の準備をお願いする必要があります。